MBA取得を狙う君たちへ

実際に受験準備を始めるとすぐに気付きますが、MBA受験は驚くほど予備校やネットで入手した理想的な計画通りには進みません。MBA受験で苦労し合格した私だから伝えられる、志望校合格のための秘訣(何をやればいいのか?何はやらなくていいのか?)をご紹介します!

MBA取得までの費用 〜 退職による遺失収入は?教育ローン・授業料免除はあり?トップスクールにこだわるべき?

MBA取得までの費用 〜 退職による遺失収入は?教育ローン・授業料免除はあり?トップスクールにこだわるべき?

授業料+滞在費に次いで高額なのが遺失収入です

 

派遣留学でない方の場合には
留学期間中(1〜2年間)に得られるはずだった収入(=遺失収入)も高額です。

 

単純に、現在の収入×留学期間中
(先に退職して受験準備をされる方の場合にはその分も)
の収入がなくなる計算なので、

多くの方にとって2年間の留学費用に次いで高額の費用

となるでしょう。

 


 

さて、今までの内容をまとめましょう。

 

欧米のトップスクールに留学するとすると

1) 準備/受験期間にかかる費用

2) 現地の滞在費用・授業料

3) 仕事を離れている期間の遺失収入

 

の足し算の金額(家が買えるくらいの高額)がかかることが分かりました。

これまで記事を読んできた皆さまが感じる疑問は以下の2つだと思います。

  • 総費用を減らす方法はないのだろうか?

  • 本当にここまでのお金をかけてでも、欧米のトップスクールに拘るべきなのだろうか?

goal seek

 

そこで、これからはこの2点について
一緒に考えていきましょう。

 


 

総費用を減らす方法はあります!

 

いくつかの方法をご紹介しましょう。

which way

 

 

a)  奨学金を活用する

フルブライト・伊藤国際教育交流財団・中島記念国際交流財団などの団体では、返済義務なしで年間300万円程の金額を負担してもらえます。

こちらの記事で御紹介していますので是非御覧ください。

 

 

b) 入学先の大学の授業料一部免除制度

意外なほど多くの大学が真に優秀な学生に対して「授業料の一部免除などのFinancial Aid」を提供しています。

大学によっては、自国の学生のみを対象にしている(留学生は対象外の)場合もありますので、出願時に各大学のAidを確認してみましょう。

 

ただ、公式には「最大で授業料の40%までの免除」という記載があっても、

私の通っていた大学の同級生(台湾出身)は個別交渉の末、授業料全額免除を勝ち取っていました。(全額免除でなければライバル校に行く!と言ったそうです^ ^;)

この人の場合には、クラスメートの誰もが認めるほど優秀だったからという理由もあるのですが、交渉の余地はある という一例までに御紹介しました。

 

 

c)  教育(学資)ローン

政府系のものと民間のものがあり
「教育ローン」「学資ローン」で検索すると、色々なところが提供していることが分かります。

ネット上位ランクで見つかったいくつかの企業/団体のサイト情報によると、

民間:利率 年2〜5%

政府系:利率 年1.7〜2.7%

※ともに2014/10/13現在での一部の企業/団体の参考数値です

くらいの利率です。

 

正確には、ローンの場合には総費用は減っておらず
先延ばしをしているだけで、

・(当然ですが)返済義務があること

・退職者名義での契約は難しいため、別の家族が契約する必要があること

が、奨学金/授業料免除と比べると厳しいところですが、

 

多くのMBAホルダが

トップ10スクールを卒業して、本気で就職活動をすればローンの利子を返してもお釣りが来る

と言うとおり、金額を理由にMBA留学を諦めてしまうのであればローンも視野に入れていいと思います。

 


 

トップスクールにこだわった方がいい!

(欧米だけでなくアジアにももちろん有名校はあります)

 

トップスクールにこだわるべき理由については別のエントリー(MBA取得の価値)にも記載していますが、今回は

卒業後の収入増加が投下費用を上回るのか?

という観点で分析してみましょう。

decision is tough
ForbesのWeb Siteに米国のトップMBAスクール毎に

・入学前/卒業後の平均年収

・何年で元が取れるのか?

をまとめた記事があります。

 

 

この記事から(計算方法が個人的にはしっくりきませんが)

TOP50の大学であれば、4年以内に元が取れる

ことが分かります。

 

ただし、このサイトの情報は卒業生の平均値を使っているため、以下の2つのbiasがかかっていますのでご注意下さい。

【業界によるbias】

投資銀行/コンサル/IT系業界で高収入を得ている卒業生が平均値を押し上げている(逆に、それ以外の業界に身を置く卒業生が平均値を押し下げているとも言えます)ため、

卒業後にどの業界に身を置くのか?によって、元を取るまでの期間(years-to-payback)は変わってきます。

 

【国によるbias】

また 働く国によってMBAホルダへの期待値(=収入)は異なります。

QS TOP MBA report(2013/2014)の“section6. MBA salaries and compensation”に地域毎のMBAホルダの給与の違いが記載されています。

 

こちらのサイトに記載されているように、北米・西欧のMBAホルダの給与は他の地域よりも高いことが分かりますが、

先程のForbes社のサイトは、米国の大学をターゲットにしていますので(元々が米国籍の学生比率が高い統計ですので)

卒業前後の給与の差が大きくなる(結果として、years-to-paybackの期間が短くなる)点にも注意が必要です。

つまり私の結論は

MBAを取得するからには、グローバルTOPスクールにとことん拘った方が得

卒業生平均からも、約4年で元が取れることは実証されている

 

ただし、皆さまが卒業した後に就職したいと考えている業界・国について独自で調査し(QSのサイトなどをご活用下さい)

 

あなた自身のyears-to-paybackを算出(何年で元を取るのか?を明確に)した上で決断されることをお勧めします。

 

 

御興味がありましたら、以下の記事も御覧ください。

MBA取得のために利用できる奨学金一覧はこれ!

MBA取得までの費用 〜 留学中にかかる費用はどのくらい?

MBA取得までの費用 〜 受験にかかる費用はどのくらい?

MBA取得にかかる費用の全項目をリストアップ!

 

 

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