MBA取得を狙う君たちへ

実際に受験準備を始めるとすぐに気付きますが、MBA受験は驚くほど予備校やネットで入手した理想的な計画通りには進みません。MBA受験で苦労し合格した私だから伝えられる、志望校合格のための秘訣(何をやればいいのか?何はやらなくていいのか?)をご紹介します!

思考停止3兄弟の罠

思考停止3兄弟の罠

飲みの席で同僚と交わされる愚痴の9割が誤った問題意識

 

新橋などのサラリーマンの多い街の居酒屋でよく耳にする会社の愚痴のトップ3は

 

  • 上司がリスクを取らない(トップの判断力不足)

  • 組織間のコミュニケーションが足りない(組織の壁)

  • (自分達以外の)メンバーの視野が狭すぎる(意識が低い)

です。

 

飲み会の席で隣のテーブルのサラリーマンがこのような愚痴をこぼしている場に皆さまも1度は遭遇したことがあるでしょう。

 

私はこの3つを思考停止3兄弟と呼んでいます。

 

 

思考停止3兄弟とは何か?

問題点を見つける際に注意すべき最大のポイントは「その問題に対応する解決策が本質的で実行可能かどうか?」に尽きます。

 

つまり、

解決に結びつかない切り口で問題分析をしてもアクションに結びつかないので意味がない

ということです。

 

 

思考停止3兄弟の例では

 問題点:トップの判断力不足
解決方法:判断力が高いトップに交代する

 問題点:組織の壁
解決方法:週一でMTGを開催する

 問題点:社員の意識が低い
解決方法:意識改革をする

というような解決方法がまず思いつきますが、

(実際にできるかどうかも怪しいですが)
仮にこの解決策がとれたとしても事態が好転し続けることはほぼないでしょう

no plan

 

 

誤解があるといけないのですが、この3つは確かに大きな問題です。なんとかして解決しないと組織がどんどん蝕まれていきます。

ただ私がここでお伝えしたいことは、

組織の中で起こっている問題を、この3つのどれかのせいにするのは非常に簡単です

なのですが、

問題を この3つに因数分解してしまうと、解決方法が現実的ではなくなってしまう

ということです。

無理ゲー

 

 

「トップがイケてない」というのは簡単です。

では、イケてるトップが就任するまで飲みの席で愚痴をこぼしているだけなのでしょうか?他にあなたが出来ることはないのでしょうか?

 

「組織の壁が問題だ」というのも簡単です。

でも、意識合わせのMTGを増殖させていくことが問題の本質的な解決なのでしょうか?むしろ無駄なMTGが増えて、更に残業が増えるだけではないのでしょうか?

 

「周りの意識が低い」というのも簡単です。

ちょっと待って下さい。
本当に「意識の高さ」に頼るべき問題なのでしょうか?
他にもっと大事なことはないんでしょうか?

 

 

あなたは文句を言ってスッキリしたいのですか?
それとも何とかして目の前の問題を改善したいのですか?

 

スッキリしたいのであれば、思考停止3兄弟を肴にクダを巻くことに異論はありません。

問題が解決される可能性は限りなく低いですが、
心の奥底に溜まったネガティブな感情を吐き出すことで明日からの活力を得ることができるかもしれません。

 

一方で、本当に何とかしたいと思うのであれば
思考停止3兄弟の罠にはまらないように常日頃から気をつける必要があります。

blind shooting

 

(確かにイケてない上司は世の中に溢れるほどいますが)
上司の判断力に文句を言う前に、

上司がグウの音も出ないレベルで即決出来るだけの判断材料をあなたは本当に提供・提案していますか?

 

 

組織間の連携不足を嘆く前に、

そもそも何故、頻繁に意識合わせをしないと方向がズレてしまう構造なのか?を分析出来ていますか?

そもそも、最初からゴールと役割分担をある程度明確にしていれば、イレギュラーが発生しない限り意識合わせは不要ですし、

逐次チーム間で連絡が必要な案件であったとしても、現在採用している「仕組み」に不備があるようなケースが世の中には多く存在します。

 

 

意識の低さのせいにせずに、

現在の仕組み・ルールがそもそも不十分なのではないか?という見方は出来ませんか?

 

 

 

 

 

何が問題なのかがわかれば、あとは解決するだけだ

 

と先人達が言っていますが、この考えの前提にあるのは、ちゃんと「解決出来る問題を設定している」ことです。

 

MBAを取得したMBAホルダであっても、気を抜いて、この思考停止3兄弟の罠に引っかかってしまう人がいるくらい とてもタチが悪いトラップです。

どうか皆さまも思考停止3兄弟の罠にかからないようにお気をつけください。

 

 

 

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