MBA取得を狙う君たちへ

実際に受験準備を始めるとすぐに気付きますが、MBA受験は驚くほど予備校やネットで入手した理想的な計画通りには進みません。MBA受験で苦労し合格した私だから伝えられる、志望校合格のための秘訣(何をやればいいのか?何はやらなくていいのか?)をご紹介します!

イノベーション・オブ・ライフ(原題 “How will you measure your life?”)

イノベーション・オブ・ライフ(原題 “How will you measure your life?”)

innovationoflife

MBAを志す読者であれば、ご存じの方が多いと思われるHBS(ハーバード・ビジネススクール)のクレイトン・クリステンセン教授の著書です。

彼の過去の著名な著書(イノベーション・シリーズ)が経営(ビジネスのマネージメント)をベースとしているのに対して、本作は人生のマネージメントをテーマにしています。

 

実は、本書の内容は、クリステンセン教授が毎年 HBSで行う最後の授業で学生と考える内容をまとめたものです。

過去の、どのシリーズよりも、
私は本書が一番気に入っています。
(最も いいこと書いてあると思います)

そんな本書を、勝手にダイジェストしてみます。


 

全ての結果には、必ず原因がある。
ビジネスでもプライベートでも
この「因果関係」に着目するのがポイントです。

私が、今までの著書で伝えてきたことは、

未来を思い通り設計することは不可能だが、行きたい方向に向かいやすくすることは出来る

ということですが、

この考え方は、プライベートでも全く同じです。

自分の人生を素晴らしいものにするためには
自分でしっかり設計することが大事なのです。

つまり、MBAで学ぶ「仕事で役立つツール」はプライベートでも役立つのです。

「このままだと、どうなってしまうか?」を予測し、「こうしたら、どうなるか?」を分析するツールは、ビジネスにであっても プライベートであっても応用出来るということです。

世界一優秀なHBSの同級生、卒業生達が「もっと素晴らしい世界を私が創りだしてみせる!」と高い志を持って旅立ち、10年後、20年後に権力とお金の権化になっていく姿を 少なくない回数 目にしてきました。

この現象は、ハーバードの卒業生だけに起こっているわけではありません。世界中で同じことが繰り返し、繰り返し起こっているのです。

何でこんなことになってしまうのか?
彼らに足りなかったものは何なのか?
(在学時、彼らは倫理的にも世界最高だったのに)

その答えを本書に記しました。

 

 

心から実現したかった目標が、いつの日にか、そのための手段であるはずの「権力」と「収入」を増やすことに置き換えられて、

結果として、本来の目標から遠ざかる。

なぜか世間で優秀だと言われる人ほど、この構造にはまってしまうのです。

そして、権力と金の亡者になったハーバードの卒業生達は、全員、自分が幸せだと感じてはいませんでした。私には、その姿が、権力と金を求めた代償を払っているように見えました。

 

「歪んだインセンティブは歪んだアウトプットを生む」
「かけたリソースに応じて、その領域は育つ」
というのは、今やビジネスの常識です。

こんな簡単なところで間違えてしまい、ビジネスがうまくいっていないケースが未だに存在しますが、

問題は、このリソースとインセンティブに起因して「プライベートがうまくいっていない」ケースの方が、もっと数が多いのです。

 

ビジネスでもプライベートでも「繰り返し」が文化を形成します。毎日毎日続けていることが、ルール(文化)になるのです。

そして、文化というものは、その文明圏が滅びるまで余程のことがない限り変わることはありません。プライベートであれば離婚という形になります。

 

一般では誤解されていますが、実は

自分の主義を100%守ることの方が、98%守ることより簡単なのです。

この2%を許容してしまうと(やむを得ない事情が次から次へと出てくるのが人生ですので)なし崩し的に自分の主義は貫けなくなるからです。

 

MBAで学ぶABC(Activity Based Costing), Core Competence, Disruptive Technology, マーケティングの4P, 5 Force Analysis を使いこなせないHBSの学生はいません。ビジネスの現場で、これらの理論を駆使して、荒波を乗り越えていくのです。

ですが、プライベートでは舵ももたずに漕ぎだしてしまう人がいます。

じっくり時間をかけて人生の目的を考えれば、後から振り返って、
それが人生で学んだ最も大切なことだたっと必ず思うはずです。

 


 

(上記のダイジェストには、私なりの解釈を盛り込んでますが)とても納得できる内容でした!

御興味を持たれた方は是非 本書を御覧になって下さい。

 

Return Top